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2022/0228

資産運用

リバースモーゲージとは、リースバックとは

最近では、老後資金問題・年金問題など言われ続けており、生活基盤への不安が露出しておりますが、まだまだ顕在化・具現化されているわけではない状況です。
それは、何十年後の将来という長期のことなので、あまりピンとこないのだと思います。
そして、具体的知識を得るには少しハードルが高いような感覚という方も多いのでは無いでしょうか?
世の中の動きなどの大きな概要を知ることから、興味のある・気になることを少しだけ深堀りするきっかけになればと思い、今回は、リバースモーゲージとリースバックについて少し触れたいと思います。

そもそも、リバースモーゲージとは、リースバックとは、を簡単にまとめてみました。

リバースモーゲージとは、自宅を担保にして借り入れを行い、契約者が亡くなってから自宅を売却等することで元金を返済する仕組みです。
借り入れをするため返済が発生し、毎月の返済額は利息だけなので、負担が小さく老後の生活資金調達が可能になります。
リースバックとは、自宅を売却し、所有権を手放した後は、買主と賃貸契約によって自宅に住み続けられる仕組みです。
最初に売却金額を受け取った後は、毎月、家賃を支払いながら、住み慣れた我が家で暮らすことができます。
賃料を支払うため負担額は相場程度の支出になります。

リバースモーゲージとリースバックのメリット・デメリットについては、各項目で様々ですが、初期とランニングからの比較をしてみました。
初期については、リバースモーゲージは、金融期間より自宅を担保に借り入れを行うため審査などが厳しい場合があり、融資額にも限度があります。
リースバックは、売却額によりますが相場価格かそれ以下になることが多いとされてます。
ランニングについて、リバースモーゲージでは前述にあるように利息の返済のため月々の返済は小さく抑えられます。
所有権は移転しないのでメンテナンス費や固定資産税などはかかります。
リースバックでは、売却で所有権は移転し賃貸借契約ですので、月々の支出が通常の賃料がかかります。
当然ですが、メンテナンス費や相続問題などからは開放されます。

以上になりますが、このようなことを考えるのでしたらまずは、
リバースモーゲージから考えることをお勧め致します。

詳しくは、ライフプランニングを定期的に行い将来を見える化することが大事ですので、ぜひ私共にご相談下さい。