今回は、最近地震が何度かございましたので、地震保険について少しお話ししたいと思います。
地震保険とはそもそもどんな保険なの?
火災保険のおまけ?
などのような質問をよく頂きます。
実はとても大事な保険なのです。
では、地震保険とはどんな保険でしょうか?
地震保険とは(地震保険パンフレットより)
①法律に基づいて、政府と民間の損害保険会社が共同で運営している制度です。
②地震災害による被災者の生活の安定に寄与することを目的としております。
③保険料は各社共通となっています。
④利潤を一切いただかず、皆様の保険料は準備金として積み立てられています。
⑤住まいの火災保険にセットしてご契約いただきます。地震保険のみではご契約できません。
⑥居住用建物またはその建物に収容されている家財が対象となります。
ということが記載されております。
ここでは私が注目したいのは以下2つです。
1つ目は①について、制度とはいえ任意保険です。
なぜ国を絡めた制度なのでしょうか?
実際に地震の被害を想像してみてください。
近年の大きな地震を私は2度経験しております。26年前の阪神淡路大震災、10年前の東日本大震災です。
地震での被害の甚大です。損害保険会社だけではとても補償しきれません。
ですので、国民の生活を守る為、国の制度にしています。制度ですので地震保険には地震保険控除という、少し税金を軽減してくれる制度もございます。
聞いたことある方も多いと思います。
2つ目は、②です。
火災保険とセットでしか地震保険に加入できない為、火災保険のおまけのような位置づけのように
受け取られることもございますが、性質が違っております。
火災保険は損害に対して、補修や再調達することですが、地震保険は補修や再調達ではなく
『地震災害による被災者の生活の安定に寄与すること』です。
例えば、地震による津波で家が流された!明日からどうしようか。。。という時に、
地震保険より保険金を受け取り次の生活をスタートするために使用することを意図しております。
このことを1つの考え方としてご理解頂ければ、
今後火災保険や地震保険の説明を受けるときの理解が深まることの一助になれば幸いです。
東宝ハウスグループでは、火災保険や地震保険についての募集活動は、
お客様にしっかりご理解・ご納得いただけるよう日々精進しております。